さらりさらり ふわりふわり

13年間ADHDを疑い続けようやく診断をもらいました。人生やり直すため日々悪戦苦闘中。整理収納アドバイザーを目指しています。

何を話して良いのかわからなかった頃

自分以外の人がいて、その人に対して何を話して良いのかまったくわからず口を開くと緊張や高揚で高速空回りをしてしまう時期が長いことありました。自分で覚えている限り小4あたりからはじまりました。トラブルや疎外、いじめに発展することもありました。今思うと衝動性が大変悪いほうに働いてました。今でも罪悪感に苛まれます。
ある時に見た本に、何を話して良いかわからないなら聞き役にまわろうと書いてありまして、すがる思いでこちらの技術に取り組むことにしました。
ところが聞き役に回れるのは緊張感が続いている時だけでした。そして気が抜けたり(こちらが一方的に)安心感を持つ相手には暴走が始まるのでした。
暴走を見せた人はどんどん離れ(ありがたいことに距離を置きながら付き合ってくれる人たちもいます)、緊張して話を聞いてばかりの人は私と積極的に仲良くしてくれました。その人たちは私にこうすべきああすべきと要求することが少なくなかったのです。
それを友情だと思ってた時期もあったのですが、あるきっかけを境に気づくことがありました。それは、その人が自分を肯定するためにしか私を必要としていないことがわかったからです。ひどい人は単なる仕事の捨て駒にして愚痴を押し付けられプライベートまで踏み込んでは好き勝手に暴いてたり…すみません大嫌いなので主観的な悪口になりました…

さて、そこでやっと

  • うかれて気を抜かない。
  • できるだけ相手が何を話したそうにしているかを探る。
  • でも先回りしてオチは先に絶対言わない
  • 一方的に聞かずに自分も話したほうがよい。つまり双方向のやりとりを心がける。
  • 自分の話を聞いてくれる人に出会えたら大当たり。その人の話をたくさん聞きたくなるので自然と双方向になる。
  • 人と距離を置いたほうがむしろ良い。優しさでも踏み込んでくる人は注意する。
  • 言いたいことが言い合えるという関係は自分には合わない(まったく想像つかないのもある)。相手との距離感を取り尊重することを選ぶ。

という今の方針が固まりました。ここ数年のことですが…

人との距離や踏み込みに関しては境界性パーソナリティ障害に関する本を読んでから腹が据わった感じがします。そのへんまた整理がついたらきちんと文章にしたいと思います。

ああすべきこうすべきセンサーが働くと恐怖が増大します…上の理由で本当に近づいて欲しくない人と接触せざるを得ないときなんて、壁に追いやられてわめきながら暴れる自分がいます。心の中でです。これは克服したいことの一つです。